こんにちは。真鍋です。これまで3つの資格について説明をしました。今日は3つの資格が重なると高い相乗効果を得られることについてお話しします。
資格の特徴
3つの資格はそれぞれ重なる部分がありつつも、対象とする領域が異なります。かなり大まかにまとめると、以下のようになります。

情報処理案沿革干し遠視はサイバーセキュリティ全般や情報資産管理などが主な守備範囲です。ITコーディネータはDXやIT経営が守備範囲です。一方で、中小企業診断士はこれら経営課題を解決することが守備範囲となります。
3つの資格は、経営課題であるDXを実現するために密接に関連しており、非常に重要な知識体系が提供されているのです。
相乗効果
ここまでの通り、3つの資格はDXのため必要な知識体系となっています。経営者に伴走して、経営課題を解決するための道具としてDXを推進する。推進するために必要な手段や前提となるセキュリティについても漏らさず提案できる、これが3つの資格の相乗効果になります。
DXといえばITとつながりますが、実はそんなに単純ではありません。デジタル化すればすべてが解決するわけではなく、デジタル化して効果が得られるような仕組み作りが重要なのです。そのためには、業務改善も必要です。持続可能な仕組みとするためにはセキュリティー対策による利便性とのトレードオフも検討する必要があります。
このように、中小企業診断士の持つ経営課題への対応力に加えて、実現するための実行力が情報処理安全確保支援士とITコーディネータにより保管されます。
専門家としてのネットワーク
資格を持つ人は、資格を持つ人のネットワークを構築します。それは、自分ひとりでは対応できないことや、より効率的に対応可能な能力を持つ人がネットワークには存在するからです。このようなネットワークを持つことは、お客様にとっても有効なことです。
私もこれらの資格を持つ他の専門家ならびに、他の資格の専門家とのネットワークを持っています。これは、お客様の課題を解決するためにできる限りの対応が可能となるからです。資格を持つことは、知識の裏付けを持つだけではなく人と人のネットワークができるということでもあります。
さいごに
今回は3つの資格の相乗効果という視点で私たちのできることを紹介しました。次回からはもう少し具体的な内容について説明し、よりどういうことができるかを説明したいと思います。
