ITコーディネータとは

こんにちは。真鍋です。今日は私が取得している資格のITコーディネータについてお話ししたいと思います。

ITコーディネータとは

ITコーディネータ(ITC)は、企業存続や組織の成長のために、変革構想立案からシステム導入・評価改善までを一貫して推進・支援し、IT経営とDXを実現するプロフェッショナル人材であることを評価された資格です。

ITコーディネータは、IT経営というキーワードを利用しているとおり、経営全般ではなくITを活用した経営について支援を行うために必要な知識・技能を持つ人材の資格です。中小企業診断士と違って、良くも悪くもIT特化型ですね。

何を相談できるの?

ITCはITに関することであればいろいろと相談できます。もちろん、担当するITCのキャリアによってはセキュリティや経営、デジタルマーケティングなどいろいろなことを相談する事ができます。私の周りのITCは、大手企業に所属していて引退した方か税理士や社労士等の資格を持つ方に分かれています。

大手企業に所属していて引退した方は、それまでの企業での経験を生かしつつ活動されています。一方で、士業+ITCの方は士業の業務にITの活用を合わせて提案しています。私の場合は、ITCとしては届出組織からのお仕事をいただくことが多いですが、それはセキュリティに関するものが多いです。

なぜITコーディネーターを取得したか?

情報処理安全確保支援士を取得した当時のことになりますが、リモートワークが中心で人と接する機会などあまりありませんでした。仕事も自宅で完結するし、特にシステム関係の方以外の交流を深めることをしないで過ごしていました。

情報処理安全確保支援士を取得したので、どのように活動しようかと考えたとき、業界内の狭い範囲でしかコミュニケーションを取っていないことに気づきました。どのような方が困っているのか、どうやって情報を得るかなど悩ましい状況でした。

そんなときに、こちらのブログを読んでITCを取得しようと思い立ちました。似たような業界の方が、「資格を取得することで地場の中小企業や自治体などと関わる機会が増えるため、地域活性化のためには良い資格だと思います。」と書かれているのを見たためです。

コミュニティについて

ITCには届出組織というものがあります。この組織はそれぞれの活動方針に沿って活動しているのですが、私も届出組織に加入ています。定期的に情報交換や発表を行うという経験は、とても刺激的です。

さいごに

ITCの届出組織には多士済々いろいろな方がいらっしゃいます。私たちにとって、相談頂いたことを誰かに相談できることは強みのひとつだと考えています。

経営全般、ITに関すること、DXに関すること、さまざまなご相談を頂き、伴走しつつ自走できるまであらゆる方法で支援したいと思います。